【スタッフ徒然コラムNo.28】

2006年12月18日
こんにちは、R.comのTim Tamです。

先日は、キャリアデザインエキスポにご来場していただき、
ありがとうございました。
また、残念ながら参加できなかった方も、
2月くらいに、再び企画をしようと考えているので、
楽しみにしていてください☆
そのときは、がっつりリアルコミュニケーションいたしましょう♪

ちなみに、おさらいですが、リアルコミュニケーションは、
価値観レベルでコミュニケーションをすることで、
お互いに気づきを得る、相互の成長を促すコミュニケーションだと、
簡単にではありますが、僕たちは定義しています。


さてさて、今日のテーマなのですが、
今日のテーマは『コミュニケーション』です。

コミュニケーションといえば、
いろいろな場面でよく耳する言葉。
でも、なんだか分かっているようで、よく分からない、
とても曖昧なものだったりもします。

というわけで、今回のコラムで
自分の中のコミュニケーションというものに
少しでも深みを与えられたらと、
考えるきっかけになればと思っております。



では、ここで一つ問題です。
「コミュニケーションで大事なものは何ですか?」



答えは、
『コミュニケーションの原材料は、受け手と送り手の(ハート)です。』



・・・はい、この文章の意味が分かった人は、
僕の熱狂的ファンか、人の思考を推理する天才か、知ったかぶりです。
ただ、少しでも分かろうとした人、
そんな人は大好きです。


ここで、何が言いたいかといいますと、
第一に「コミュニケーションは受け手がいて成り立つ」
ということです。
当たり前のことかもしれませんが、とても大事なことです。
受け手が知覚できなければ、
その声は、ただの音波であり、
その文字は、ただのわけの分からない絵になります。


そして、もう一つ大事なこと。
第二に「コミュニケーションで、人は期待しているものだけ知覚する」
ということです。
人は意識や期待をすることで、情報を知覚します。
だから、意識の仕方、その人の価値観によって、
情報の吸収量や捉え方というのは変わってきます。
例えば、ニュース番組を見ていて、
社会や政治に興味がある人と、スポーツに興味がある人では、
どの情報を、どれくらい、詳しく吸収するかは
違ってくるのではないでしょうか。

逆に言えば、意識していないものは、なかなか知覚しません。
また、受け手は、期待していたものと違う情報を与えられると、
苛立ちや、反発を覚えたりします。

皆さんも経験ありませんか?
「大事なものは何?」と聞かれて、「原材料」なんか答えられたらねぇ・・・。
そりゃあ〜イラっとしますよ。


最後に、
「コミュニケーションは、受け手に何かを要求する」
ほとんどの場合、人はコミュニケーションをするときに目的を持っています。
それは、おそらく【受け手に影響を与えるための説得】と
【送り手が持つ知識などの情報の共有】でしょう。

ただし、前述したように、
あくまでコミュニケーションは受け手が知覚して初めて成り立つもの。
どんな目的で情報を伝えようとしても、
受け手が知覚できなければ、それはただの記号になってしまいます。
大事なのは、送り手と受け手の認識レベルを近づけることではないでしょうか。


はい、ここまできて、僕の意図することが伝わっているか不安ですが、
僕にとって、コミュニケーションをする上で大事に思うことは、
『コミュニケーションの原材料は、受け手と送り手の?(ハート)』なのです。
【原材料】とは、コミュニケーションを成り立たせるものの言い換え。
【(ハート)】とは、優しさの象徴であり、
送り手と受け手の認識レベルを近づけるための他者想像という行為なのです。


オチがやや分かりにくいコラムになってしまったかもしれませんが、
コミュニケーションをする上で、何かを伝えたいと思うのなら、
相手のことを想像することが一番大事だと思うのであります。
僕もその能力というか、意識を日々高めていきたいと思っています。

そして、リアルコミュニケーションは、
相手の想いを想像し、理解しようとすることで、
自分の価値観を広げたり、深めたりするコミュニケーションでもあります。

皆さんも、ゆっくりと少しずつ、自分の想いを伝えたり、
相手の想いを受け止めようとしたりすることで、
自らのコミュニケーションに磨きをかけてはいかがでしょうか?

長くなりましたが、読んでいただき、ありがとうございました☆



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